開催概要overview
開催概要
名称 | 第15回全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会 | ||
サブタイトル | 酪農の祭典2020 in 九州・沖縄 | ||
テ ー マ | 新しい風は九州・沖縄から。ミルクで繋がる、みんなの笑顔。 | ||
開催期間 | 共進会 | 2020年10月31日(土)から11月2日(月) | |
協賛催事 | 酪農資材器具展・技術交流会ゾーン | 2020年10月30日(金)から11月2日(月) | |
物産飲食ゾーン | 2020年10月30日(金)から11月2日(月) | ||
「九州・沖縄特産」ブース /牛乳・乳製品消費拡大イベント |
2020年10月31日(土)から11月1日(日) |
ホルスタインとは
ホルスタインは、体に白黒の斑紋がある、最もポピュラーな乳牛です。
ホルスタインの原産国はオランダですが、その分布はドイツ北西部のホルシュタイン地方まで広がって、ホルスタインという名前が付けられたと言われています。日本のホルスタインのルーツは、明治時代にはオランダから、昭和期に入ってからは主に北米から輸入されたものです。
現在、日本国内には約15,700戸の酪農家において約133万頭の乳牛が飼育されており、その99%はホルスタインです。ホルスタインは、ジャージー、ガンジー、ブラウンスイス、エアシャーを含めた乳用5大品種の中で、牛乳生産量が最も多く、1年間に平均9千リットルの牛乳を生産します。市販の牛乳1リットルパックで9千本分に相当し、中には2万リットル以上生産する牛もいるのです。
このように、大量でかつ良質でおいしい牛乳を効率よく生産するためには、牛乳の生産能力に加えて、健康で長持ちするような体型が必要であり、そのための遺伝的改良を進めることが大切です。
全日本ホルスタイン共進会
全日本ホルスタイン共進会(全共)は、「乳牛の美人コンテスト」とか「乳牛のオリンピック」に称えられます。乳牛が、健康で長持ちするために必要な体型の改良度合いを比較展示するために、各都道府県を代表するホルスタインを一堂に集めて開催されています。
全共の歴史は、第2次世界大戦後の復興も間もない1951年、神奈川県平塚市で、昭和天皇の行幸を仰いで第1回大会が開かれ、それ以来、概ね5年毎に、過去13回にわたって酪農主要県で開催されてきました。
全共はまた、「酪農の祭典」として、全国から多くの酪農家や酪農関係者が集まり、技術研鑽や親睦交流の場としても有効に利用されています。さらに、広く一般消費者の皆様にも、乳牛の改良や飼育技術の向上によって安全かつ安心な牛乳を生産供給している「日本の酪農業」に対する理解を深めていただくとともに、牛乳・乳製品の消費拡大や地元農畜産物の宣伝PRのための各種企画も行ってきました。
1回大会(1951年) | 神奈川県開催 | 参加県/30 | 出品頭数/157頭 |
2回大会(1956年) | 静岡県開催 | 参加県/36 | 出品頭数/200頭 |
3回大会(1961年) | 長野県開催 | 参加県/42 | 出品頭数/226頭 |
4回大会(1966年) | 福島県開催 | 参加県/42 | 出品頭数/278頭 |
5回大会(1970年) | 愛知県開催 | 参加県/44 | 出品頭数/295頭 |
6回大会(1975年) | 兵庫県開催 | 参加県/44 | 出品頭数/291頭 |
7回大会(1981年) | 群馬県開催 | 参加県/46 | 出品頭数/298頭 |
8回大会(1985年) | 岩手県開催 | 参加県/44 | 出品頭数/297頭 |
9回大会(1990年) | 熊本県開催 | 参加県/45 | 出品頭数/293頭 |
10回大会(1995年) | 千葉県開催 | 参加県/45 | 出品頭数/298頭 |
11回大会(2000年) | 岡山県開催 | 参加県/44 | 出品頭数/297頭 |
12回大会(2005年) | 栃木県開催 | 参加県/44 | 出品頭数/303頭 |
14回大会(2015年) | 北海道開催 | 参加県/42 | 出品頭数/374頭 |
注)第13 回は、2010年の口蹄疫で1年延期後、2011 年の東日本大震災及び福島第一原発事故のため、開催を中止しました。
第15回全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会
今大会は、九州・沖縄の8県が共同で開催する大会です。これまでは、1つの県や道で開催する単独開催でしたが、今回初めて複数の県が共同で開催する大会(ブロック大会)で、全国より270頭の牛が集まります。単独開催とは違い、九州・沖縄各県の魅力が詰まった大会となっております。九州・沖縄での開催は、第9回熊本大会(平成2年)以来30年ぶりです。
九州・沖縄は、北海道、関東に次ぐ牛乳生産量を誇る「酪農地域」であり、九州・沖縄の約1,500戸の酪農家が牛乳の生産向上や乳牛改良にかける意欲と熱意を全国に強く発信していきます。
大会会場では、牛の審査が行われる共進会以外にも、資材器具展、物産、飲食、牛乳・乳製品消費拡大等のイベントも開催し、一般消費者も楽しめる内容となっておりますので、皆様のご来場を心からお待ちしております。
出品規模 | ホルスタイン種/250頭(43都道府県) ジャージー種/20頭(7道県) |
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会 場 | 共 進 会 /都城地域家畜市場 協賛催事/共進会会場近隣地 |
主 催 | 共 進 会/一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会 協賛催事/第15回全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会実行委員会 |
マスコットキャラクター |
実行委員会構成団体一覧
● 宮崎県 | ● 福岡県 |
● 佐賀県 | ● 長崎県 |
● 熊本県 | ● 大分県 |
● 鹿児島県 | ● 沖縄県 |
● 都城市 | ● 三股町 |
● 宮崎県農業協同組合中央会 | ● 都城農業協同組合 |
● ふくおか県酪農業協同組合 | ● 佐賀県農業協同組合 |
● 長崎県酪農業協同組合連合会 | ● 熊本県酪農業協同組合連合会 |
● 大分県酪農業協同組合 | ● 宮崎県経済農業協同組合連合会 |
● 鹿児島県酪農業協同組合 | ● 沖縄県酪農農業協同組合 |
● 九州生乳販売農業協同組合連合会 | ● 全国酪農業協同組合連合会 福岡支所 |
● (一社) 日本ホルスタイン登録協会 | ● (一社) 家畜改良事業団 熊本種雄牛センター |
● 全国農業協同組合連合会 | ● (公社)宮崎県畜産協会 |
● (一社)宮崎県獣医師会 | ● 宮崎県家畜人工授精師協会 |
● 宮崎県家畜商商業協同組合 | ● 宮崎県牛乳普及協会 |
● 宮崎県農業共済組合連合会 |